2018.06.01犬のお役立ち情報 , 犬のしつけ

大きくなってもしつけをやり直すことって出来る? 飼い主さんが心がけたい、成犬のしつけの基本2つ

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はじめに

「成犬になってからのしつけなんて無理」と思っていませんか?

 

犬のしつけは生後2~3ヶ月のスタートが理想的。それを考慮して子犬からのお迎えをする人たちは多いですが、いろいろな事情で成犬からのお迎えになることや、子犬のころに上手にしつけができず大きくなって、困っている飼い主さんもいるでしょう。時期を逃してしまえばもうしつけ直しすることはできない…そんなことはありません!

人間社会で「生涯学習」というように、犬だって生涯学習できるのです。

 

今回は細かいしつけの方法ではなく、成犬のしつけに対する飼い主さんがすべき基本的な心構えをご紹介します。

 

犬の理想のしつけの時期とは

人間において幼少期の教育が重要なように、犬も生後2~3ヶ月の幼い時期に教育することが適しています。思考力が柔軟で知能が発達中であり、物覚えが早いからです。成熟していくと物事を新たに覚えさせるのは困難になっていきます。

 

私たちも「長年の習慣を変えなさい」と言われてもすぐに受け入れられませんよね。成犬も同じです。彼らが覚えてきた振る舞いを強引にしつけ直そうとすれば「昨日まではよかったのにどうして今日はだめなの?」と混乱してうまくいかないでしょう。

 

でも、それで成犬のしつけが無理だと思うのは早まっています。基本的なことを抑えやり方を工夫すれば混乱させずに成犬でもしつけをすることができます。

 

飼い主さんの基本的な心構え2つ

• 「老犬になったときに困るトラブル」にまず目を向ける

気になる愛犬の振る舞いはたくさんあるかもしれませんが、あれこれしつけ直す必要はありません。犬のしつけは人間の都合にあわせるものではなく、犬にとって人間社会で暮らしやすい環境をつくるために必要なものです。なので、成犬でのしつけ直しは「今後、老犬になったときに困るトラブル」を回避するためのものを優先して行いましょう

 

老犬は身体的機能が衰え、介護しなければならなくなる可能性があります。老犬になったときに困るトラブルというのは、「介護の際に起きるトラブル」ともいえるでしょう。たとえば噛み癖。ごはんをあげたり体を拭いたりするときに、噛み癖があれば気に食わないことがあるたびに手を噛まれてしまいます。

 

こうした老犬でのトラブルになりそうなものを優先的にしつけ直していきましょう。

 

• 成犬のしつけの準備は「主従関係」をはっきりさせる

犬は本能的に主従関係を気づく能力があるので、「飼い主=リーダー」である認識を犬が持たなければ、この先どんなしつけを行ってもうまくいきません。主従関係をしっかりと意識させるには、「遊び」と「散歩」が効果的です。

・遊び=勉強の時間

犬の「遊びの時間」が人間でいう「勉強の時間」。遊びを通して飼い主が自分のボスで信頼できるパートナーだということを知り、振る舞いを変えていくのです。遊びをきっかけにしつけ直しをしてみましょう。

 

・基本ルール「主導権を飼い主がにぎる」

遊びの基本は飼い主さんが「はじまり/終わり」を決めること。愛犬の「いっしょに遊ぼう!」という誘いにのってばかりいると、「飼い主は自分のいいなりにできるもの」と思われてしまいます。一方で誘いを無視ばかりすると、「飼い主には気持ちが通じない」と信頼を築いてもらえません。

 

遊びの「はじまり」は、犬から誘いがあったら「数秒、間を置き、飼い主側から改めて遊びに誘う」。間を置くことで、犬は自分が遊びに誘ったのではなく「飼い主に誘ってもらえた」と思い、かまってもらえることに喜びを感じます。

 

遊びの「終わり」は「飼い主さんがおもちゃなどを取り上げる」。おもちゃなどの引っ張り合いのとき、犬はそれを奪いたがります。そのままあげてしまうと「飼い主に勝った!」と勘違いしてわがままになってしまいます。遊びは常に、飼い主さんがおもちゃを犬からとりあげて終えましょう。

 

遊びを通したしつけの例

・かみかみ遊び

ぬいぐるみやクッションなどのやわらかい素材のおもちゃをあげると夢中で噛みつき遊びをします。ときどき手を噛ませ、痛いときには「いけない!」と教え、噛んでもいい強さを覚えさせます。また、犬がおもちゃを噛んでいるときに飼い主さんが引っ張りあって、人間との力関係を覚えさせます。

 

効果⇒噛んでいいもの、いけないもの、噛む強さを覚える。

 

・いつもと違うルートで散歩

長年決まったルートの散歩道がありますよね。それを変えてみましょう。いつもと違う散歩道は犬を少し混乱させます。そして犬が先に歩いていこうとしたら止まる、または方向転換をする、犬が動かなければ多少強引でも引っ張って歩かせる。ルートも歩き方も自分の思い通りに出来ず、飼い主さんにリードしてもらうしかないことに気づき、自然に犬は自分がリーダーではないことを理解してくれます。

 

主従関係を認識させたあとはいつもの散歩ルートに戻してあげましょう。

 

 

おわりに

成犬のしつけで必要な心構えとは

• 今後、犬の生活で困らないためのしつけをする

• 主従関係をはっきりさせる

この2つです。

主従関係をはっきりさせることは遊びと散歩の中で行うことが出来ます。遊びは犬の勉強時間なので、しつけはそのときに行うといいでしょう。

 

どうしても言うことを聞いてくれない場合は、プロに頼るのもひとつの方法です。ブリーダーや犬の訓練士など、専門的な知識のある人に協力を仰ぎましょう。動物病院やペットショップなどでしつけ教室の情報を知らせたり、行うところも増えてきています。インターネットでも探してみるのもいいかもしれません。

 

「理想のしつけの時期」は逃していても大丈夫。愛犬が人間社会で幸せに暮らせるように時間がかかってもしつけをしてあげたいですね。

 

 

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