2018.06.26犬との暮らし・生活 , 犬のお役立ち情報

大きな音を怖がる犬に、飼い主さんがすべき正しい対処法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

はじめに

日常にはさまざまな音があふれています。電車や車のクラクション、花火やカミナリなどの突然の大音響は、人間でも驚きますし怖いですよね。ましてや、感度のいい耳を持つ犬にとってはなおさらのこと…。

大きな音を怖がる犬に、飼い主さんがすべき正しい対処法

普段聞きなれない大きな音に、吠えたり、オロオロしたり、パニックになったり。ものすごいストレスとなり、神経質になったり体調を崩してしまうこともあります。人の生活と一緒に暮らす犬が快適に生きるには、音に慣れさせるしかありません。

 

愛犬が音に怯えて不安になっている時、安心させるために抱き上げたり、優しい声をかけてあげたりしていますか?もしそうしている優しい飼い主さんがいたら…残念ながら、それは「間違っています」!

 

大きな音に犬が怯えてしまう時、優しく甘えさせてはいけないのです。今回は大きな音を怖がる犬に対して飼い主さんがとるべき正しい態度や対処法についてご紹介します。

 

高性能の耳をもつ犬

犬の聴力は人間の約4倍。さらに人が聞こえない周波数の音も聞き取ることができます。人の場合、聞き取れる音の範囲は16~2万ヘルツといわれています。これに対して犬は65~5万ヘルツ。そのため人間には気にならないちょっとした音でも犬にとってはうるさく感じてしまうことも。

 

ということは、人間でも苦手な花火やカミナリのような大音響は、犬にとってとんでもないストレスと恐怖になるだろうことは予想がつくでしょう…。

 

犬が大きな音に不安を感じているとこんな様子が見られます。

• 落ち着きなく部屋中をウロウロ徘徊する
• 部屋から出たがってドアや壁をひっかく
• 尻尾を両脚の間に入れる
• ヨダレを流したり、頻繁にあくびをする
• 興奮して走り回る
• 異常に吠え続ける
• 地面や床を掘ろうとする
• 物陰や狭い場所に隠れようとする

このような音を極度に怖がる様子が見られたり、パニックを起こすことは、「騒音恐怖症」という症状で呼ばれます。

大きな音を怖がる犬に、飼い主さんがすべき正しい対処法

犬の騒音恐怖症が起こる具体的な理由は分かっていません。生後3ヶ月くらいまでにさまざまな音を経験してきた犬は音を怖がるようになることは少ないようです。子犬の頃からいろいろな音を聞かせながらご褒美を与えたり遊んであげて、音が聞こえても大丈夫、という体験を積み重ねていくと、自然に犬は日常の音に慣れ、怖がらなくなります。

 

しかしそうでない場合、騒音恐怖症は1歳を過ぎたころに発症し、急速に悪化していくケースが多いです。もし愛犬に恐怖症の症状が出ているようなら、症状が進行し重症化するまえに、早めの対処が必要になります。

 

ポイントは飼い主さんの態度

不安を感じると、本能的に犬は「リーダーならなんとかしてくれる!」と思い、リーダーに助けを求めます。飼い主さんをリーダーと認めている場合は守ってもらおうと近づいていきます。

 

そんな愛犬を見るとつい「大丈夫だよ、心配しないでいいよ!」となでたり抱っこして安心させてあげたくなってしまいますが、ぐっとこらえてください。というのも、そうした過剰な構う態度は、なんだかわからないけれど音に不安を感じている愛犬に「やっぱりいつもとは違うことが起きている」という不安の確信をさせてしまうからです。

 

不安に震えている犬を放っておくのは可哀想ですが、怯えていたら構われる習慣がついてしまうと犬は「怖がると甘えさせてもらえる」と思ったり、飼い主がいないひとりの時に大きな音に出会った場合、甘えられるものがなくてパニックに陥ることも。

 

まずは、外飼いであれば逃げ出さないように柵を高く丈夫にしたり室内に避難させるなど、とにかく犬の安全を確保し、あわてず音には無関心をよそおい、毅然とした態度で接してください。それを続けていけば飼い主さんの様子を見て犬も「突然大きな音がしても問題ないんだ」と学習し、だんだん恐怖反応を起こさなくなっていきます。

 

音慣れさせる

予告もなく大きな音がした時、毅然とした態度を取ることを続ける…といっても、日常的に花火や雷などの大音響を聞く機会はないですし、待っていてもいつ起こるかもわかりませんよね。そこでこういった類の音に怖がり、パニックになる子には、普段から環境音が録音されたCDなどを使って「音慣れ」させていくといいでしょう。そうした訓練用のCDはありますし、実際の音を録音してみても良いかもしれません。

 

慣れるまでに気をつけたいのが飼い主さんの反応です。あまりに怖がる犬の様子にハラハラしていると感情を敏感に感じ取る犬は余計に不安になってしまいます。飼い主さんがまず大きな音に怯えず普通に過ごす様子を見て、愛犬は「大きな音がしても大丈夫なんだ」と落ち着きを取り戻してきます。

 

そうして恐怖行動が治まったら、そこではじめて褒めます。おやつをあげたり、優しくなでてあげたり、たっぷりご褒美をあげましょう。大きな音がしても家の中やハウス、飼い主の近くにいれば安心していられると理解させます。また、遊んであげたりして、「大きな音がなってもいいことがある」とすりこむことも効果的です。

 

おわりに

大きな音に怯えているのを見ると可愛そうになってついつい放っておけずに「大丈夫だよ」と声をかけたりなでたり抱っこしがちですが、解決策は慣れさせることと甘やかしすぎないこと。何があっても動じない飼い主であることを忘れずに接していれば、あなたのことを信頼して、何があっても動じない愛犬になってくれますよ。

 

~愛犬の健康を一番に考えたフード~

愛犬の健康を一番に考えたこだわりのフード

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
ボックス工業株式会社 ​「社会の明るい未来を創造する」 ​我々は地球環境・地域の様々な問題に直面し社会に貢献する事業を行います。 https://www.box-industry.info/