2018.08.20犬との暮らし・生活 , 犬のお役立ち情報 , 犬の健康

大型犬に多い胃捻転とは?〜症状・原因・治療法などを詳しく解説〜

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大型犬に多い胃捻転とは?〜症状・原因・治療法などを詳しく解説〜

はじめに

大型犬がなりやすい病気「胃捻転」をご存知でしょうか?胃捻転は、突然発症して数時間で死に至ることもあるとても恐ろしい病気。発症したらすぐに動物病院での治療が必要です。

 

そこで今回は、胃捻転の症状や原因、治療法などを詳しく解説します。特に大型犬を飼っている方は、ぜひ胃捻転について知っておいてください。

 

胃捻転とは

胃捻転とは、胃の中で大量のガスが発生して胃が膨れ上がり、胃がねじれてしまう病気です。胃がねじれる時に、周りの血管が一緒にねじれたり、胃の中のものが腸へいけなくなったりします。また、ねじれた胃が周囲の臓器を圧迫することで臓器が壊死することもあります。

 

このように、胃からはじまって全身に影響を及ぼし、最悪の場合死に至ることも少なくありません。胃捻転は発症から時間が経つと危険度が高まるため、素早い治療が重要になります。

 

胃捻転の症状

胃捻転の症状は以下のようなものが挙げられます。一般的に食後数時間で発症するため、もし愛犬にこのような症状が見られたら注意が必要です。

・大量のよだれを出している
・落ち着きがない
・腹部が異常に膨れている
・食欲がない
・元気がない
・吐こうとしているが何も出てこない
・頻繁にゲップをする

 

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胃捻転の原因

突然発症してしまう胃捻転の原因には、どんなものがあるのでしょうか?胃捻転の主な原因をご紹介します。

・食後すぐの運動

食後すぐに運動すると、胃が強く刺激されて胃捻転になってしまうことがあります。詳しいしくみはわかっていないものの、胃や腸は臓器の中でも動きやすいことが理由の一つです。食後すぐに激しい運動をさせないようにしましょう。
散歩は食後よりも食前がオススメです。

・早食い

急いで食べたり、噛まずに飲み込んだりといった食生活は、胃捻転のリスクを高めるといわれています。大型犬は口が大きいため、小さい食べ物を飲み込む傾向にあります。胃捻転を防ぐために、愛犬の体のサイズに合ったフードの大きさを選びましょう。

・一度に大量に食べる

早食いと同様に、一度に大量に食べると胃捻転の危険が高まります。もし、ドッグフードの回数が1日1回だったり、1回の量が多かったりという場合には、生活習慣の見直しが必要です。胃に負担がかかるだけでなく、空腹時間が長くなって早食いにもつながってしまうからです。

・ストレス

胃捻転の原因ははっきりしていない部分が多く、ストレスが関連しているともいわれています。人間はストレスを受けると胃痛につながることがありますが、これは犬も同様です。愛犬の気持ちに寄り添い、なるべくストレスなく過ごせるような生活を心がけましょう。

・遺伝

胃捻転の原因として、遺伝という要因も考えられます。実際に、親が胃捻転を発症している場合には、その子も発症する確率が高まる傾向にあります。

 

大型犬に多い胃捻転とは?〜症状・原因・治療法などを詳しく解説〜

胃捻転になりやすい犬種

胃捻転は、主に胸の深い大型犬がなりやすい病気です。犬の性別や年齢はあまり関係がないといわれています。
胃捻転になりやすい犬種として、以下のようなものが挙げられます。

・ラブラドールレトリーバー
・シェパード
・グレートデン
・ドーベルマン
・ボルゾイ
・セントバーナード
・秋田犬

ただ、小型犬でも発症するケースがあるため注意しましょう。

 

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胃捻転の治

胃捻転になってしまった時の治療法をご紹介します。胃捻転は急に発症し、急速に悪化するため、夜間に救急で病院へ運ばれるケースも少なくありません。愛犬の様子がおかしい場合には、迷わず動物病院へ連れて行きましょう。

・胃の中のガスを抜く治療

胃捻転では、胃の中で大量のガスが発生して膨らんでいます。そのため、チューブや注射針を使って胃の中のガスを取り除く治療を行います。

・外科手術

胃捻転の症状が重い場合には、外科手術によってねじれてしまった胃を正常な位置に戻す治療を行います。ただ、位置を戻しただけでは再発することが多いため、胃を固定する措置をとるのが一般的です。

また、状況によっては胃の一部を切除する方法もあります。手術後は傷の回復ために数日入院して、その後は食欲や元気も戻ってくるでしょう。

・食事の習慣の見直し

胃捻転は再発が珍しくない病気です。そのため、一度治ってからも食事の習慣を見直すなどの対策などが必要です。特に、発症して治療を始めてからしばらくはしっかりと様子をみてあげましょう。実際に、1週間以内に再発して夜間診療へ急いで行ったというケースも聞かれます。

 

大型犬に多い胃捻転とは?〜症状・原因・治療法などを詳しく解説〜

 

まとめ

大型犬に多い病気「胃捻転」について詳しく解説しました。いかがだったでしょうか?

 

胃捻転は発症の確率は少ないものの、症状が出ると数時間のうちに死に至ることがある恐ろしい病気です。これまで知らなかったという方も、胃捻転について知識としてもっておきましょう。特に大型犬を飼っている方はぜひ参考にしてみてください。

 

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