2018.08.22犬との暮らし・生活 , 犬の健康

小型犬がなりやすいレッグペルテス症とは?〜症状・原因・治療法などを詳しく解説〜

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はじめに

小型犬のプードルなどがなりやすい病気として知られる「レッグペルテス症」。進行性の病気のため、症状が重い場合には切除手術が必要になる怖い病気です。発症したらすぐに、動物病院での治療が必要になります。

 

そこで今回は、レッグペルテス症の症状や原因、治療法などを詳しく解説します。小型犬を飼っている方やこれから飼おうという方は、ぜひ知識として覚えておきましょう。

 

レッグペルテス症とは

レッグペルテス症とは、大腿骨頭(だいたいこっとう)という骨盤と連結している太ももの骨部分に血液がいかなくなり、壊死してしまう病気のことです。別名は大腿骨頭壊死症

両脚同時に起こることもありますが、片方の脚で起こることが多く、1歳以下の成長期のわんちゃんに起こりやすいともいわれています。

 

レッグペルテス症になりやすい犬種

レッグペルテス症は主に小型犬によく見られる病気です。レッグペルテス症になりやすい犬種は以下のとおりまとめました。

・トイプードル
・ヨークシャーテリア
・チワワ
・ダックスフンド
・パグ
・コッカースパニエル
・ミニュチア・ピンシャー
・スコティッシュテリア

 

大型犬でもまれに発症が見られ、手術によって人工関節をつけることもあります。

 

レッグペルテス症の原因

レッグペルテス症の原因ははっきりしていません。大腿骨頭へつながる血管が損傷を受けて血液が行き届かなくなっていると考えられていますが、その原因は不明です。一説には、レッグペルテス症には遺伝が関係しているといわれています。

 

レッグペルテス症の症状

レッグペルテス症は成長期の小型犬が発症しやすい病気です。主な症状についてご紹介します。

・足を引きずる・足に力が入らない・足を浮かせている

レッグペルテス症を発症すると、足を引きずる・足に力が入らないといったような症状が見られます。足を浮かせて歩いている、歩き方がおかしいということで愛犬の異変に気づくケースが多くあります。ただ、症状に気づいても単なるケガと認識して、病気が進行してしまうことも少なくありません。

・股関節を気にする

大腿骨頭の痛みから股関節を気にするしぐさを見せることがあります。愛犬にこういった症状が見られる時には注意しましょう。

・発症した足の後ろやお尻の筋肉の萎縮

レッグペルテス症の発症によって、足をかばって歩くことで後ろ側やお尻の筋肉が萎縮するという症状も見られます。こうした歩き方を続けると、レッグペルテス症が進行するだけでなく犬の体に大きな負担がかかり、歩行が困難になってしまいます。

 

レッグペルテス症の治療法

動物病院では、レントゲン検査やMRI検査によってレッグペルテス症と診断されます。レッグペルテス症と診断されたらどのような治療が行われるのでしょうか?主な治療法について解説します。

・投薬による治療

症状が軽い場合には、痛み止めや抗炎症剤で治療をする方法がとられます。病院によってはレーザー治療も行われます。治療と並行してサプリメントや運動制限・体重制限を行い、様子を見ていく流れです。ただ、レッグペルテス症は進行するため、経過によっては外科手術を行うことも少なくありません。

・外科手術

レッグペルテス症の症状が出て病院へ行く頃には、手術が必要なところまで病気が進行しているケースが多くあります。レッグペルテス症の外科手術は、全身麻酔で壊死してしまった大腿骨頭を取り除くために行われます。入院期間は1週間程度です。

・手術後のリハビリ

レッグペルテス症の外科手術では壊死した部分を取り除くため、元の骨の状態には戻りません。そのため、手術後にリハビリやトレーニングを行うことが重要になります。失ってしまった骨の部分を筋肉で補うように、継続してトレーニングをしていきます。獣医師の指示に従い、自宅でのリハビリ・トレーニングとなるでしょう。期間は2か月から約1年ほど続きます。リハビリとトレーニングによってほぼ100%近くまで戻り、日常生活を普通に送ることが可能になります。

 

レッグペルテス症は予防できる?

突然発症することも多いレッグペルテス症ですが、原因がはっきりしていないため、予防が難しい病気です。そのため、早期発見・早期治療を心がけることが重要といえます。

 

 

まとめ

小型犬に多く見られる「レッグペルテス症」の症状や原因、治療法などを詳しく解説しました。いかがだったでしょうか?

 

レッグペルテス症の原因はわかっていませんが、進行性の病気のため症状が出たらすぐに治療を始めることが大切です。治療によって症状が改善されれば、日常生活も問題なく過ごすことができます。1歳未満の小型犬で発症が多く見られるため、これから犬を飼おうという方もぜひ覚えておくことをオススメします。

 

今回ご紹介した内容がみなさんの愛犬との暮らしに役立てば幸いです。

 

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