2018.08.09犬との暮らし・生活 , 犬の健康

愛犬が誤飲してしまった時の応急処置は?誤飲で起こる病気について

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

愛犬が誤飲してしまった時の応急処置は?誤飲で起こる病気について

はじめに

愛犬が飼い主の目を盗んで食べてはいけないもの・異物等を誤飲してしまった時、どのように対処すればよいのでしょうか?誤飲は良く起こる身近な事故であり、気を付けたいものです。

 

万が一の時、飼い主さんが冷静に対処出来るように誤飲の症状と対策を紹介します。慌てずに対応できるように飼い主さんの助けになれば嬉しいです。

 

考えられる誤飲のシュチュエーション!

飼い主さんがちょっと目を離した隙に起こる誤飲。体に害のある危険な食べ物や、毒物、異物を食べてしまう誤飲ですが、誤飲は大きく分けていくつかのパターンに分かれます。

 

まず最も多いのが食べ物を盗み食いすることです。しかし食べたものが犬の体に害があるものですと中毒症状などの病気を引き起こす要因になり危険です。犬が食べると身体に害を成すとして有名なものはチョコレートや、玉ねぎ等のネギ類があげられます。また、人間用の薬やたばこなども犬にとっては危険と言える誤飲物です。

 

または食べ物であっても大量に飲み込んでしまったり、極端に固く危険な形のものは健康を害する恐れがあります。

 

例えば小型犬が犬用のガムを丸のみしてしまったりしても、喉や食道に詰まる可能性があり危険です。または食道を通過できたとしても、うまく消化できずに腸内につまってしまうと腸閉塞になる可能性もあります。

 

次に多いのが食べものでないものを食べてしまう誤飲です。プラスチックで出来た犬用のおもちゃをそのまま飲み込んでしまったり、お菓子の袋を食べてしまったり、爪楊枝や石を飲み込んでしまったなどというケースがあります。

 

誤飲が起こりやすい時期は?

これらの誤飲に注意したい時期は子犬の時期です。私達人間もそうですが、子犬の時期は見るもの全てが新鮮であり、好奇心旺盛で何でも口に入れて呑み込んでしまうことが多いです。そのため、特に誤飲が起こる確率が高いと言われているのは0歳~1歳の子犬とされています。

 

特に食欲旺盛な犬種は、子犬の口内に入りきらないようなものまで呑み込んでしまうこともあります。特に注意したい時間帯が夜間です。飼い主さんが寝静まった後に子犬が起きてハウスから脱走してしまい、家の中の物を誤飲
してしまうケースが多く報告されているのです。

 

飼い主さんが忙しくて子犬から目を離す場合は人間の赤ちゃんと同じように口に入れてはいけないものは床に置かないようにする、ケージのカギを二重にするなどの対策が必要です。

 

誤飲した時にみられる症状とは?

上記の物を誤飲してしまった際にはどのような症状がみられるのでしょうか?考えられる症状についてまとめましたので参考にして下さいね。

 

・呼吸困難や咳

誤飲して一番わかりやすい症状は呼吸器官にでる疾患です。異物が気管をふさいでしまい、呼吸困難になる可能性があります。また、全身に酸素がいきわたらない状態ですと呼吸が浅くなり、小刻みにはっはっと呼吸をします。

 

さらには苦しさから、咳が出てしまうことも考えられます。症状が悪化すると酸欠からチアノーゼや気絶といった神経障害がみられるようになります。早急に動物病院にて呼吸を確保する必要がありますので、苦しそうに愛犬の様子がおかしい場合には、動物病院を受診しましょう。

 

食道で詰まると咳をしたり、えずいたりします、咳込みが激しくゼヒゼヒと苦しそうな呼吸を繰り返し涎が出ている場合には食堂に異物が詰まっている可能性もあります。おやつを丸のみして食道に詰まってしまうと、食道は気道のそばにあり詰まった食べ物によって気道を圧迫してしまい呼吸困難になる恐れがありますので注意しましょう。

 

愛犬が誤飲してしまった時の応急処置は?誤飲で起こる病気について

 

・食欲不振・下痢・嘔吐などの胃腸の症状

胃で詰まると嘔吐や下痢の症状が現れます。身体が異物を排除しようと下痢などの症状がみられます。食欲不振などの症状が続き、愛犬の食欲がない場合や、繰り返し嘔吐するなどの異常を感じたら一度、動物病院に相談してみましょう。

 

または腸閉塞の危険もあるため、誤飲の可能性があるときには早急に対処する必要があります。時間との勝負にもなってくる誤飲は重症化してしまうと命の危険もあります。しかし早期発見できれば愛犬に負担を軽くすることができます。重要なのは、日ごろから愛犬の様子をよく観察して小さな異変も見逃さないようにすることです。

 

誤飲した時の応急処置

愛犬が誤飲してしまったと分かったときはなるべく早めに動物病院に連れていくことが望ましいですが、飼い主さんが対処できる場合もあります。

 

愛犬の意識が無い時や鋭利なガラス片の誤飲が考えられる場合、洗剤や殺虫剤の人間用の薬を呑み込んだ場合は特に危険ですので、飼い主さんがは処置をするのではなく、緊急で動物病院へ連れて行きましょう。

 

同時に冷静に対処して、正しい処置の仕方を覚えておくことは、愛犬の命を守ることに繋がりますので応急処置の方法を紹介します。

 

第一に誤飲したものがはっきりとわかっていることが大前提です。どの部分に詰まっているのかを状況を見て、出来る限り迅速に冷静に対応するようにします。窒息の危険性があるときは、一刻もはやく吐き出させる必要があります。
窒息死の危険性があるのでただちに、愛犬の気道に詰まった異物を取りのぞき嘔吐処理をして気道の確保を行うようにしましょう。

 

はじめに誤飲物を吐き出す嘔吐処理の手順を紹介します。

 

まずは異物が完全に飲み込んでいる状態なのか、口内に挟まっている状態なのかを確認します。口内に残っていて取り出せそうなときには愛犬が暴れないようにしっかりと保定してもらい、ピンセットなどでゆっくり取り除きます。
無理をしてしまうとさらに異物が中にいってしまうこともありますので、愛犬をなだめながら慎重に進めていきましょう。

 

さらに愛犬が抱っこできる大きさの場合には「背中」を叩いて異物を外へ吐き出すように促してみましょう。大型犬の場合は、無理に吐き出させようとせずに呼吸しやすいように横向きにして口内を見ます。

 

ポイントは愛犬の呼吸が出来る気道を確保することです。無理に異物を取ろうとせずにまずは窒息死を阻止するように行動しましょう。

 

誤飲してすぐの場合はオキシドールを飲ませることも有効です。中毒性のある食べ物を誤飲した時は1時間以内だったらオキシドールを使って吐き出させることができる場合があります。オキシドールなど飲ませても平気なのかと不安になる飼い主さんもいらっしゃるかと思いますが、オキシドールは体内に残ることが無い比較的安全な成分です。

 

オキシドールが体内に入ると胃酸に反応し、酸素ガスに変わります。酸素ガスが胃の中に大量に溜まることで嘔吐が誘発され、異物を吐き出すことができの可能性があるのです。オキシドールは比較的安全な成分ですが、身体の中に入ると胃が荒れることがありますので、異物を吐き出すことができた時にはこまめな水分補給をして胃の負担を軽減しましょう。

 

併せて動物病院での適切な治療を受けることが確実です。オキシドールを愛犬に飲ませて嘔吐を促す場合には3倍に薄めたものを、愛犬の体重1kgあたり1ml~2mlの容量で与え、2~3回与えて様子をみましょう。

 

オキシドールを飲ませるとすぐに吐くこともありますが、10分~15分は経過観察します。

 

誤飲から1時間以上たっている、効果がみられない場合には動物病院を受診しましょう。

 

また、異物がとがっていた場合には胃腸を傷つけて嘔吐物に血が混じることがあります。内臓を傷つけてしまい出血してしまった時にはすみやかに獣医さんに処置してもらう必要があります。

 

嘔吐としている内容物を確認することも大切です。もし、胃液交じりの嘔吐をした時には空腹からくる嘔吐の可能性もありますのでしばらくようすをみても大丈夫です。

 

注意したい誤飲物と危険性は?

誤飲は家の中で起こることがほとんどです。誤飲しやすいものを把握して、愛犬の口に入らないように日常的に気を付けることで危険な誤飲を防げます。よくある誤飲物と誤飲による危険性があるものを、まとめてご紹介します。

 

多いのはプラスチック製品ではないでしょうか?ぬいぐるみの目や鼻に使われていたり、ペットボトルのキャップやおもちゃの一部、ボールペンやリモコンなども誤飲しやすいアイテムです。プラスチック製品は固いので、愛犬が誤飲してしまうと内臓や食道を傷つけてしまう可能性があります。

 

また、詰まりやすいのもプラスチック製品です。プラスチックは消化できませんから、食道に詰まるケースもあるので大変危険です。ゴム製のものも消化されないため胃の中に留まる危険性があります。

 

また、焼き鳥などの竹串やつまようじは胃腸を傷つけやすい危険物です。出血しやすい素材の物ですので注意が必要です。

 

薬や医療品、たばこ(たばこの吸い殻)の誤飲は、たばこに含まれるニコチンにより、非常に危険な中毒症状を引き起こすことがあります。薬品の類は中毒症状が心配されるのですぐに動物病院に連れて行く必要があります。

 

犬が食べてはいけない食材である、ネギ類やチョコレート、犬の体に有害な食べ物は愛犬に貧血を引き起こす危険な誤飲の代表によくあげられますが、最悪死に至ることもあります。ぶどう・キシリトール腎不全やは血糖値の低下、歩行困難などの恐ろしい症状がみられます。人間にとっては美味しいものでも犬にとっては毒でしかなく、基本的に犬用フード以外人間の食べ物を与えないようにしましょう。

 

愛犬が誤飲してしまった時の応急処置は?誤飲で起こる病気について

 

まとめ

身近に潜む危険、誤飲について紹介しました。愛犬が体に害のある危険な食べ物や、食べ物では無い物を食べてしまう誤飲は愛犬の命に関わることが多いです。

 

愛犬が誤飲してしまった時、飼い主様が冷静に対処出来るように、呼吸困難が起きる。えずいたりするなどの症状を把握しておくといざという時に素早く対処ができます。また応急処置に自信のない場合にはすみやかに動物病院を受診することで愛犬の命を守ることができます。

 

~愛犬の健康を一番に考えたフード~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
ボックス工業株式会社 ​「社会の明るい未来を創造する」 ​我々は地球環境・地域の様々な問題に直面し社会に貢献する事業を行います。 https://www.box-industry.info/