2018.09.03犬との暮らし・生活 , 犬のお役立ち情報 , 犬の健康

犬はどのくらい見えている?犬の視力・目のしくみを詳しくご紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

犬はどのくらい見えている?犬の視力・目のしくみを詳しくご紹介

はじめに

犬は視力よりも、嗅覚や聴覚が優れているということをご存知の方は多いでしょう。そもそも犬と人間は祖先や進化の歴史が異なるため、それぞれの機能も違っています。愛犬にはこの世界がどんな風に見えているんだろう、と思う飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そこで今回は、犬の視力や目のしくみを詳しく解説します。より犬の体について知ることで、愛犬との生活に活かしてください。

 

犬の視力はどのくらい?

犬の視力は、私たち人間でいうと0.3ほどだといわれています。思ったよりも視力が悪いと感じる方も多いでしょう。0.3というと、メガネやコンタクトレンズを使用しないと周りがぼやけて、日常生活に支障が出るくらいですね。

 

ただ、人間と違い犬の目は正面についていないため、ピントを合わせにくいということも視力が悪い理由として挙げられます。そのため愛犬と接する時は、少し離れた場所から声をかけてあげるとコミュニケーションが取りやすくなるでしょう。

 

犬の視力の特徴

犬の視力が0.3程度と分かったところで、その特徴について詳しくみていきましょう。

 

・色の識別は苦手

犬の視力の特徴として、私たち人間と比べると色を識別する能力は低いことがわかっています。これは、 網膜にある色を識別する細胞を犬は人間ほどたくさんもっていないためです。特に、「赤」を識別する細胞がほとんどないため、犬から見える世界は少し黄色がかってくすんで見えている、という風にいわれています。昔は、犬は色の識別ができず白黒に見えていると考えられていましたが、 人間ほどの識別はできないもののある程度の色合いは見えていることがわかってきました。

動体視力が優れている

犬は動体視力が優れているといわれています。動体視力とは、動いているものを識別する能力のことです。人間でもスポーツ選手などは、トレーニングによって動体視力を強化しています。犬は視力は人間より良くないものの、狩りをしていた頃の本能から動くものをすばやく認識することができます。そのため、この動体視力の高さから、練習しなくてもボール遊びやフリスビーなどを上手にキャッチできる子が多いのでしょう。犬も人間も、それぞれの進化の過程に合った能力・特徴を持っているといえます。

・近視

犬は一般的に、その目の構造から近視傾向にあります。 その理由としては、犬の水晶体の厚さが人間の倍ほどであることや、ピント調節に関わる筋肉が人間ほど発達していないことが挙げられ、遠くにある物にピント合わせづらい構造といえるでしょう。

・視野が広い

犬は見た目からもわかるとおり、人間と比べて目が横についているため、広い範囲を見ることができます。人間が見渡せる範囲は約180°、一方で犬はその1.5倍の約270°まで見えるといわれています。かつて狩りをしていた頃は、この広い視野で動く獲物をすばやく認識することに役立っていました。

 

犬はどのくらい見えている?犬の視力・目のしくみを詳しくご紹介

 

暗いところでの見え方

犬は暗いところが得意な動物です。もともと夜行性だったこともありますが、目の構造としても人間にはない反射板のようなものがあるため、少しの光でもしっかりと周囲を把握できるといわれています。これは、網膜の裏にある「タペタム層」という細胞でできた層のことで、そのおかげで暗闇でも人間の約5倍見えています。

 

暗いところで愛犬の写真を撮ったことがある方は、目が光って写っているのを見たことがありませんか?これが犬の目にタペタム層があることによって起きる現象です。

 

だたこれは、犬が私たち人間よりも少ない光からでも光を増幅させることができることで起きていることから、フラッシュなどは犬にとって刺激が強すぎることを覚えておいてください。写真を撮るときにはなるべく明るい部屋で、フラッシュなしで撮るようにしましょう。

犬種による違い

犬の目にはさまざまな特徴がありますが、 すべての犬種が同じというわけではありません。 例えば、 近視と遠視の度合いも異なり、近視の強い犬種の代表としてはチワワが挙げられます。一方で狩猟犬として活躍していたラブラドールレトリバーやシェパードなどは、遠視傾向にあるといわれています。

 

また、 暗闇で光を増幅させるタペタム層がない犬種として、シベリアンハスキーが知られています。これは、シベリアンハスキーが雪の多い地域で生活し、 積もった雪の影響で明るさが十分だったため、タペタム層が発達しなかったと考えられるでしょう。

犬はどのくらい見えている?犬の視力・目のしくみを詳しくご紹介

 

まとめ

犬の視力や目のしくみを詳しくご紹介しました。いかがだったでしょうか?

 

犬と私たち人間とでは、目の構造が異なるため、それぞれ優れている能力にも違いがあります。普段の生活で、ふとした時にこの視覚の違いを思い出すと、愛犬の何気ないしぐさにも納得がいったり、おもしろいなと感じたりするでしょう。

 

犬の体の特徴を理解することで、より充実した愛犬との暮らしに役立ててください。

 

~愛犬の健康を一番に考えたフード~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
ボックス工業株式会社 ​「社会の明るい未来を創造する」 ​我々は地球環境・地域の様々な問題に直面し社会に貢献する事業を行います。 https://www.box-industry.info/