2018.06.15犬との暮らし・生活 , 犬のお役立ち情報 , 犬の健康

体力維持~老犬の歩行サポートをしよう!~

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体力維持~老犬の歩行サポートをしよう!~

はじめに

老犬にとっていちばんの運動は歩くこと。足腰が弱って満足に歩けなくなっても、歩くことで血液の流れがよくなったり筋肉や腱、関節のこわばりを防ぐことが出来たりします。なるべく自力で体を動かさせることが衰えのスピードに対抗する手段です。

 

筋力の低下で犬は散歩をつらく感じることがあります、しかし飼い主さんがそこで回数や時間を減らしてしまうと、どんどん動かなくなり筋力が低下し、最終的に寝たきりになるという悪循環に陥ってしまいます。歩行機能が衰えすぎて自力で立ち上がれなかったり、ふらついてしまう子もいるかもしれません。そんなときは飼い主さんが歩きのサポートをして、筋力維持をさせてあげましょう。

 

◆歩行の衰える段階5つ

年をとり筋肉が衰えてくるとスムーズな足運びが出来なくなっていきます。

急な病気や事故などの例外はありますが、ほとんどの場合、
①歩行中のふらつき→②足を引きずる→③立ちあがりの動作がゆっくり、もしくはできなくなる→④後ろ足の機能が衰え自力で歩けなくなる→⑤両足の機能が衰え寝たきりとなる、という5段階をかけて犬の歩行機能は衰えてしまいます。

この5つの段階に応じて飼い主さんのサポートも変わります。

 

①歩行中のふらつき

筋肉の衰えによるもので、基本的には自分の力で歩かせ、転倒しそうなときにさっと体を支えてあげましょう。
リードは短めに持つのが良いでしょう。転倒防止に効果的なのはハーネスです。

 

盲導犬がつけていることで有名なハーネス。首輪に着けたリードではとっさのときに体を支えきることが難しく、首にも負担をかけてしまいます。ハーネスは体を広範囲にがっちり固定するのでリードを引くと効果的に体が支えられ、負担が少なくてすみます。

 

体力維持~老犬の歩行サポートをしよう!~②

注意!ハーネスをつける前には
ハーネスを付ける前には体に触れてハーネスの当たる部分に痛みがないかを確認しましょう。最初につける時には違和感があって嫌がることもあるので、必ずまずは室内でつけて歩かせ、慣らしてから散歩に出かけましょう。

 

②足を引きずる

長年の酷使によってすり減った軟骨が原因で関節の痛みを感じたり、神経系の異常で麻痺などの症状が出ると片足を引きずって歩くようになります。そうすると地面との摩擦により、接地する部位(足の甲など)に擦り傷が出来てしまいます。そうしたことを防止するには靴下が効果的です。

 

犬用のものでも人間のものでも、愛犬の足の大きさに合うものを選びましょう。さらにポイントとして、歩行中に踏ん張るときのために滑り止めのついたものが良いでしょう。靴下の滑り止めは幼児用の靴下にはありますが大人用のものにはないことがほとんどです。

 

愛犬が大型犬で人間用の靴下を履かせるときは大人サイズになると思います。滑り止めはホームセンターなどで売っているチューブの液体ゴムで、靴下のそこにつけて乾かし、つくることもできます。履かせるときには爪をひっかけないように注意をし、粘着性伸縮包帯で巻いて優しく固定してあげてください。

 

③立ち上がりの動作がゆっくり、もしくはできなくなる

立てさえすれば歩ける子は、立ち上がりの介助だけをしてあげます。前足が滑ることがあるので下にバスタオルやマットを敷き、伏せの姿勢をとらせます。そうしたら飼い主さんは愛犬のそばに両膝をついて座ってください。片手をお腹の下、反対の手は後ろ足の付け根あたりをもって、「立とうねー」などと声をかけながら自分の膝を立てつつ腰を持ち上げてやります。愛犬に前足で体を突っ張らせながら後ろ足を絶たせるのが良いでしょう。腰に疾患がある場合は動かして悪化することがあるので獣医さんに相談してみましょう。

 

④後ろ足の機能が衰えている

前足が動かせるようであれば後ろ足のサポートをしましょう。歩行させるときは「ウォーキングベルト」を利用します。

 

ウォーキングベルトをつくろう
用意するもの:超小型犬→スポーツタオル、小・中型犬→バスタオル、大型犬→大判のバスタオル

 

体力維持~老犬の歩行サポートをしよう!~③

パンツタイプのウォーキングベルトを履かせたら、片手はベルト、反対は犬の腰にそえてあげて、「立つよー」と声をかけながらベルトを引っ張り立ち上がらせます。前足を踏ん張って体を起こせたら、そのままベルトを持ち上げつつお散歩に出かけましょう。前足が踏ん張れない場合は前足にベルトを履かせてください。

 

⑤両足の機能が衰える

歩行ができない場合は抱っこで移動させましょう。歩けなくなっても外の新鮮な空気を吸ったり、自然を見たり触れ合ったりすることは気分転換や刺激になります。抱っこやベビーカーを使って外に連れて行ってあげてください。
抱っこは、まず犬を横たわらせ、飼い主さんは背中側に座ります。頭が効き手側にきているのが良いでしょう。両腕を体の下に入れ、聞き手は前足の付け根、反対は後ろ足の付け根を支えます。犬の背中を自分の胸でさせるようにぴったりとつけて抱きかかえるようにし、両ひざをついて腰を浮かせ片足ずつ立てて立ち上がります。いきなり立ってバランスを崩したり腰を痛めないように注意してください。

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まとめ

大切なポイントはすべてサポートしつくそうとしないこと。介助しすぎると犬が頼りきりになり、自力で歩くのをやめてしまうからです。転倒防止を念頭に軽くサポートし、補助器具を使う場合でもすべてではなく、犬が自力で動ける努力をさせる程度にとどめましょう。極力自分で歩かせてあげてください。
じっとさせておけば歩く機能はどんどん衰え、早く寝たきりになってしまう恐れがあります。そうならないためにできる範囲で歩く生活を、飼い主さんがサポートをしてとりいれられるといいですね。

 

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