2018.04.19犬との暮らし・生活 , 犬のお役立ち情報

【犬種紹介】ゴールデン・レトリバーの歴史・特徴・飼い方について

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はじめに

家庭犬や作業犬として人気のゴールデン・レトリバーは大変頭の良い犬種です。性格も温和で、人懐っこいところから初めて大型犬を飼う方にもおすすめの犬種です。そんなゴールデン・レトリバーの飼育を検討した際に、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?

 

そこで今回は、ゴールデン・レトリバーの歴史や特徴、病気についてご紹介いたします。

 

ゴールデン・レトリバーについて

ゴールデン・レトリバーはイギリス原産の犬で、猟師が仕留めた水鳥などを回収する作業犬として活躍していました。名前の由来はretrieve=回収するというところからきており、合図に忠実に従う猟犬として人々に親しまれてきました。その起源は、19世紀中頃にスコットランドのダットリー・マーシュバンクス伯爵が作り出した個体が始まりとされています。その後20年以上小型のニューファンドランド犬等と交配を継続した結果、新しい犬種としてゴールデン・レトリバーを確立しました。

 

1983年にはゴールデン・レトリバー・クラブ・オブ・アメリカが設立され、当該クラブは現在5000人の会員を有し、アメリカンケンネルクラブ傘下の最大犬種クラブの一つになっています。

 

特徴・性格

ゴールデン・レトリバーの最大の特徴はその美しいゴールドの被毛です。白に近いクリーム色や赤金色まで多彩な毛色がおり、大きくアメリカタイプとイギリスタイプに分けることができます。

 

被毛はダブルコートの二重構造になっており、アンダーコートは撥水性に優れ、水辺での活動を主にするゴールデン・レトリバーにとって快適に過ごせるつくりとなっています。

 

体格は均一のとれたバランスの良い身体つきをしており、雄は体高58センチ~61センチ、体重29kg~34kg、雌は体高54センチ~57センチ、体重24kg~29kgと大型犬として平均的な大きさに成長します。耳はたれ耳でアーモンド形の瞳が特徴です。寿命は12年前後であり、大型犬の平均的な寿命になります。

 

大変温和でフレンドリーであり、なによりも人と共に行動することに幸福を覚える家庭犬向きの性格です。また陽気で遊び好きであり、体力も非常にあるので屋外でのスポーツなどを一緒に楽しむこともできます。

 

また、状況判断能力に優れ周りの様子をよく観察できる賢い反面、神経質な面もあり、個体によっては臆病な性格になりやすい傾向の子もいます。大型犬のため、力が強く、特に子犬の時期は体力もありやんちゃで、いたずら好きのため幼少期からのしつけは必須です。飼い主とともに行動することに喜びを覚える犬種ですので、飲み込みが速く、しつけはしやすいです。

 

また、飼い主がメリハリをもってリーダーシップを発揮すれば全幅の信頼を寄せ、我慢強く指示に従うので小さなお子様のいる家庭でも飼育が可能です。穏やかな性格のゴールデン・レトリバーですが、大型犬であり、力が強く体力もあります。

 

そのためしつけをしっかり行い、飼い主がリーダーシップを発揮しないと、不安定になりそのストレスから、噛み癖がついたりと問題行動に発展する場合があるので注意が必要です。幼少期のしつけさえしっかりできれば、忍耐力があり、穏やかですので唯一無二のパートナーになってくれることでしょう。

 

推奨される飼育環境

ゴールデン・レトリバーは、人気の犬種ですのでペットショップでも見かける機会が多いです。販売価格は親がチャンピオン犬等で血統が良いと高くなる傾向にありますが、15万円~20万円前後で購入できます。

 

また、ブリーダーから直接購入することもおすすめです。その最大のメリットはしっかりと親犬を自分の目で見ることができるので疾患などがないか調べて購入することができます。ペットショップでの販売価格より安く購入できることがあります。複数いる兄弟犬の中から自分好みの個体を選びやすいので、一度ブリーダーを訪問してみるのも良いでしょう。

 

しかし、ブリーダーによっては無理な交配をしていたり悪質なブリーダーもいますので、身元のはっきりとした信頼できるブリーダーから購入するようにしましょう。

 

また、ゴールデン・レトリバーは人と行動することに最上級の喜びを覚える犬種であり、基本的には室内飼育が推奨されます。長い被毛は、不衛生にしておくと皮膚病の原因にもなりますので、屋外飼育には適していません。

 

また、家族の輪に入れないストレスから凶暴化したり、問題行動に発展する場合もありますので、常に人のいる環境で飼育してあげましょう。ゴールデン・レトリバーの被毛は抜けやすく、毎日のブラッシングは必須です。

 

また、健康な成犬ならば月に1回シャンプーをしてあげることで抜け毛を抑え、被毛を清潔に保つことができます。愛犬の病気の早期発見やコミュニケ―ションをとることにより信頼関係を築くことができますので、毎日の手入れでコミュニケーションをとるようにしましょう。

 

ゴールデン・レトリバーは肥満になりやすく、将来的に関節に異常がでやすい傾向がありますので、日々のエサは油分が少なめのカルシウムが補給できるものがおススメです。おやつやサリメントなどで関節のケアをしてあげましょう。

 

かかりやすい病気


ゴールデン・レトリバーのかかりやすい病気についてご紹介いたします。

こちらは参考にしていただき、愛犬にいつもと違う異常がみられた場合にはすぐに専門機関を受診することをおすすめいたします。

 

股関節形成不全

ゴールデン・レトリバーがかかりやすい症状の一つで股間節に異常が出る病気です。

その原因は遺伝性なことが多く、購入の前に血統をはっきりとさせて親などに持病がないかどうかを調べることにより予防することができます。

 

また、関節が弱い幼少期や老犬なども症状が出やすく、肥満も原因になるので日々の食生活から気を付けることが重要です。初期の段階では自覚症状はほとんどなく、症状が悪化すると歩行異常や関節痛、発熱などの症状があらわれます。主な治療方法は、外科手術や投薬などにより症状を緩和させることになります。

 

腫瘍

ゴールデン・レトリバーの死因の第一位は腫瘍であり、特にリンパ腫・肥満細胞腫などの悪性腫瘍にかかりやすい傾向にあります。腫瘍は早期発見できれば完治する場合も多くあり、日々の健康チェックが重要になります。

 

また7歳をすぎたシニア期に入ったら少なくても年に1回は健康診断を受けるようにすると良いでしょう。症状は腫瘍の現れた個所により様々ですが、主な症状としては、下痢や嘔吐、食欲不振、被毛の脱毛などがあげられます。

 

外耳炎

たれ耳であるゴールデン・レトリバーは耳の中に湿気がたまりやすく、そこから細菌感染を起こしてしまい炎症してトラブルになることがあります。マラセチアなどの真菌やカビに感染して炎症すると、ひどいかゆみを伴い、外耳からの出血・膿などがでてきます。症状が重症化してしまい、炎症が三半規管まで広がってしまうと、斜頸や歩行不全などの症状が現れます。

 

治療方法は、早期に感染した菌を特定して点耳薬を使用して治療します。外耳炎は再発することが多く、特に湿気の多い梅雨時期や夏場は注意が必要です。

 

おわりに

心優しい大型犬、ゴールデン・レトリバーの飼育についてご紹介させていただきました。ふわふわでゴールドの毛並みが美しいゴールデン・レトリバーは初めての方でも挑戦しやすい大型犬です。

 

また、多頭飼いにも向いている犬種ですので、複数飼育する楽しみもあります。ドッグスポーツなどもアクティブに楽しむことができるのも魅力的です。

 

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