2018.05.05犬のお役立ち情報 , 犬の食事

皮膚や毛並みが気になりだしたら亜鉛不足?犬の体に必要な亜鉛とは

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はじめに

最近、毛先がパサついてツヤがない、フケが出ていることもある、など犬の皮膚や毛並みが気になることはありませんか?

 

犬の皮膚や毛並みが気になりだしたら要注意。亜鉛不足の影響から引き起こされている可能性があります。犬にとって亜鉛は、被毛や皮膚、免疫力などを補う必須栄養素です。そこで今回は、犬の体に必要な亜鉛についてご紹介します。

 

犬の必須栄養素「亜鉛」の働き

亜鉛は皮膚や毛を形成する際に必要となる栄養素で、一部の消化酵素にも含まれます。犬はごく少量の亜鉛を必要としますが、わずかな量でも健康を保つためには欠かせない栄養素です。

 

亜鉛は、体内でタンパク質やDNAが合成されるときに、細胞同士をくっつける接着剤のような働きをします。そのため、皮膚から内臓、粘膜や被毛に至るまで、犬の体全ての細胞が正常に作られ機能するために必要な栄養素です。

 

また、亜鉛は細胞だけではなく、体内でさまざまな抗体を生産するときにも消費されます。抗体の生産を活性化させ、体の免疫機能を高めるという重要な役割も持っているのです。

 

亜鉛不足で引き起こる症状

亜鉛が不足すると皮膚の新陳代謝と抗体生産に影響し、肉球が固くなったり毛艶が悪かったりします。また、顔やマズル周辺の脱毛などの皮膚・被毛トラブルや、傷の治りが遅いといった免疫機能の低下などを引き起こします。

 

愛犬が亜鉛不足になっていないか、以下の項目をチェックしましょう。1つでも当てはまれば、亜鉛不足かもしれません。

・肉球が固くなる
・毛艶がなく、パサつきがある
・フケが出やすい
・顔周りやマズルに脱毛がある
・被毛の色が薄くなり、色素が抜けたように感じる
・傷の治りが遅い

 

肉球は通常弾力があり柔らかい状態です。硬い地面をたくさん歩かせていると肉球は固くなるといわれますが、亜鉛が十分に体に吸収されていれば柔らかさは残ります。その他、毛のパサつき、顔周りやマズルの脱毛、色素が抜けたような薄い被毛といった皮膚や被毛トラブルも亜鉛不足が原因かもしれません。

 

亜鉛不足にならないためには、飼い主が日頃から健康状態を観察してあげることが大切。気になる症状が見られたら、動物病院に行くことをおすすめします。

 

1日の必要摂取量

一般的に犬の1日の亜鉛必要摂取量は以下のとおりです。
子犬のときの方が、成長に必要とするため摂取量は多いのです。

成犬の場合:約1.1mg×体重(kg)=必要摂取量
子犬の場合:約2.2mg×体重(kg)=必要摂取量

 

亜鉛の吸収を阻害する栄養素

ドッグフードには亜鉛とともに、亜鉛の吸収を阻害する栄養素も含まれています。亜鉛吸収の妨げになる栄養素とは、多くの食品に含まれる食物線維、葉物に多く含まれるシュウ酸、穀類や豆類に含まれるフィチン酸、骨に含まれるカルシウムなどです。その中でも、特にフィチン酸を多く含むドッグフードを食べると亜鉛の吸収率が悪くなるとされています。

 

亜鉛の摂取はサプリメントを活用

食事から量を補うのは意外と難しいもの。そんな亜鉛もサプリメントであれば効率良く手軽に摂取が可能です。食事に付け足すタイプや、おやつとしてそのまま与えられるタイプまで、昨今では嗜好(しこう)性の高いサプリメントもあります。手軽に摂取できるサプリメントを賢く活用しましょう。

 

ただし、過剰摂取は、他のミネラルを吸収する妨げになってしまいます。犬の健康によくないため、必要摂取量を超えないように注意しましょう。

 

おわりに

今回は、犬の体に必要な栄養素「亜鉛」についてご紹介しました。
亜鉛は、犬の健康を保つために重要な必須栄養素の1つです。亜鉛は、体の全ての細胞生成に関わり、さまざまな抗体を生み出します。亜鉛が不足すると皮膚や被毛、免疫に影響が出るため、愛犬の毛並みや皮膚が気になった場合は亜鉛不足を疑いましょう。

 

色素が抜けるなどストレスと間違いやすい部分があるため、愛犬に亜鉛不足と思われる症状が出ていたら、すぐに動物病院に行くことをおすすめします。
見落としがちな亜鉛不足ですが、日頃からしっかりと犬の様子を観察することが健康を守ることにつながります。

 

~愛犬の健康を一番に考えたフード~

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